コーラ
『所変わればコーラ変わる』 (中本晋輔 :会社員)
昨日の日経の文化面はこのような題名で始まっている。
世の中にはコーラに魅せられて、一生を賭けてその動向を追っている人がいるらしい。
彼はどれほど存在するのかわからないコーラを追いかけて世界中を巡り、試し飲みをした後に、私的感想を取りまとめてきた。
彼の話の中には透明なコーラ『クリスタルコーラ(米)』や、反米感情から作られたという『メッカコーラ(イスラム圏)』等、
地域に根ざした多彩なコーラの例が登場する。
いつもはあまり読まない文化面だが、慣れしたんだコーラが題材ということもあって思わず読んでしまった。
掲載文面の最後にはこんなことが書いてあった。
「コーラ白書はウェブ上でも公開し、(コーラ)文化の普及に努めている。コーラ探求の旅に終わりはない。」
(出典:日本経済新聞2008年1月14日朝刊28面 一部改変)
何ともカッコいい台詞が載っていたので、
そこまで言うならば、その旅がどれほどのものだったか見てやろうと、
ウェブ上で公開されているコーラ白書( http://www.colawp.com/ )にアクセスしてみた。
感想は、脱帽。
何より、そのコーラ製品の多さとそれぞれに対するコメントに。
その数550製品。
コカコーラ・クリスマスエディション(1991〜2000)の歴代デザイン分析や、
サッカーワールドカップ記念デザイン(1982スペインW杯・1998フランスW杯)へのコメントなど、
目を引くような特集もある。
一体何年かけてやってきたんだと脱帽するほどの情熱を感じることができる。
実際にコーラ白書を開いてみればわかるが、これらのコーラは全てデータベース化されており、
・新規コーラ
・更新コーラ
・コーラ検索
・企業検索
という各項目別にコーラの検索まで可能になっている。
もはやここまでマニアだと、一つの生き方として、恐れ入る。
彼の今後に大きく期待すると共に、宇多田ブログ共々暇つぶしの材料となること間違いなし。
しかし、何かでNo.1ってめっちゃすごいがな。
耳をすませばの台詞暗記じゃNo.1無理かな。
目指せ、なんかのマニア。